インテリアでここちよい空間づくりをご提案

中庭をはさんだ大開口のあるリビング

窓のこと

たまにお仕事をいただく内装会社の社長さんから
「お客様とカーテンの打ち合わせしてくれる?」と連絡があったのが、7/末。

お客様と都合があって打ち合わせできたのが8/4。

お引越しが・・・8/21確定^^;

大体どこのメーカーも8/11~15あたりでお盆休み。

・・・なので、逆算すると8/4に決めて、見積もり提出してご了承いただいて、
8/8には発注しないと間に合わないんじゃ???と。

そのことは当日までわからず、初対面のお客様と3時間みっちり打ち合わせしました。

内装会社さんから、なんで私に依頼が回ってきたのかというと。

窓枠の上が35mmしかなく、すぐ天井。
で、お客様はリビングにはちょっとかっこいいレールを付けたい
(ウッドレールとかそういうイメージだったらしい)
で、なんか収まるものある?ってところから、私に連絡があったのですが。

現場を拝見すると、すっきり大きな開口部に見付の薄い窓枠。
シンプルな雰囲気なので、ここで普通のいわゆる両開きのカーテンはどうか?と思いました。

それで、上げ下げ型のカーテン、プレーンシェードをご提案しました。

そんな形にするという頭は無かったようで、
これを受け入れていただき、完成したのが、こちら↓

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一間半の窓が3窓連窓になってまして、ここにドレープだとたまりが邪魔ですね。
窓枠の中に例えばロールスクリーンとか、プリーツスクリーンとか縦型ブラインドとかを持ってきてよりスッキリ!
という方法もあったのですが、
シェードとレースという組み合わせにしたのは・・・

まだ、小さいお子さんが三人いらして、この開口部の先には中庭をはさんで、廊下の窓に続きます。

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たぶん、お子さんが自分で窓開けて行ったり来たりするのが想定できますね。

なので、いわゆる「メカもの」だと故障が心配。
汚れも簡単に洗濯できた方が良い。
シャッターが無いから、そこそこ遮光性が欲しい。
レースも、見えづらいものが良い。
周りは田んぼに囲まれ、見晴らしがよい、たぶん窓開けると土埃もつく。
なにより、布の質感が出る方がお好み。
といういろんな要望をまとめつつ、遮光生地でシェード+ミラータイプレースという組み合わせにしました。
ミラーレースといっても、透過性がそこそこあるレースにして、日除けにしつつ外の景色が感じられるように。

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裾はウエイトテープ仕上げで、より美しく見えるように・・・

そして、つながる和室にはプリーツスクリーン。

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ドレープもボーダー柄が入っていて、横方向のイメージで揃えました。

新しいお家に引っ越し直前で、わくわく走り回るお子さんたちがいる中で写真を撮ったので、
シェード閉めた写真とか、他の部屋とか、撮れなかったのですが^^;

「カーテン、かっこいい~!」とまず第一声でおっしゃっていただけたのが嬉しかったです♪

お施主様はここを建てた建築会社にお勤めの方でしたので、
いわば「建築のプロ」・・・^^;

見た目だけでなく、使い勝手、メンテナンス、外観からの見え方、周りの環境との調和などなど、
いろんなことをぐるぐる考えながら、瞬時に提案するという打ち合わせはなかなかハードでした。
平屋ですが、窓は22か所もありましたから(汗)

使う色も、大開口には存在感が出過ぎないような色合いのグレーで。
小窓や和室には、テーマカラーとしてターコイズブルーを。
写真ないですが、寝室もネイビーの遮光シェードにしまして、テーマカラーを意識しました。
お子さんのお部屋もブルーベースの柄のカーテンに。

ひとまず、お引越し前に、カーテン工事が終了して、一安心ですが、
建築中に、窓回りの計画もご一緒にしていただけると、いろんな意味でもっと安心です^^;

 

 

 

 

Category : 窓のこと
迫間 美香
インテリアコーディネーター 迫間 美香

Comfortの意味は“快適な、ここちよい” 「かっこいい」だけではない、 その場にいて、和む空間、癒される空間づくりを心がけています。

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