オリジナルミニキッチン
リノベーションの現場でミニキッチンの取付けを行いました。
オンリーワンのミニキッチン
和室が二間あった古い離れを綺麗にして使いたいとのことで、そちらにミニキッチンを設置することになりました。
せっかくリノベーションをするのに、いかにもアパートにあるようなミニキッチンではデザインが物足りないので、オリジナルデザインでオーダーをすることにしました。今回は、水戸市の八木沢木工さんに製作をお願いしました。
幅は900mmでオーダー。おかげさまでぴったりと収まりました。
また、キッチンのカウンター(天板)と扉の面材は、「メラミン化粧板」という素材を採用いたしました。
造作家具を取り入れる場合、大きく分けると2つパターンがあり、無垢材や集成材などの木材を使って塗装などで保護をするパターンと、木材の表面にメラミンやポスエステルなどの樹脂を貼った化粧板を貼るパターンがあります。
今回はキッチンで使用するため、耐水性などの理由もあり、後者の「メラミン化粧板」を選びました。
最近は、プリント技術がどんどん進化したおかげで、化粧板はとてもリアルな模様になり、豊富な種類から選べるようになりました。
お客様にお好みの柄を選んでいただき、カウンター(天板)は木目柄、扉の面材は布目調のタイプになり、ナチュラルなイメージのキッチンになりました。
キッチンの正面の壁には、タイルを採用したかったのですが、今回は様々な都合上、アクセントクロスを採用しました。水回りですので、防カビ、撥水、抗菌加工がされている素材で、落ち着いたグリーンのタイル調のクロスを選びました。
明るい雰囲気のオンリーワンのミニキッチンが完成しました。
電気温水器の設置
もともとリノベーションするお部屋に、水回りはありませんでした。
したがって、既存の給湯器はなく、母屋から離れへ給湯するには、距離があるためお湯が出るまでに時間がかかり、効率が悪いという状況でした。
そこで、今回は電気温水器付きのミニキッチンを採用いたしました。
電気温水器は、内蔵の電熱ヒーターで水を温めてお湯を作る仕組みで、初期費用が安く済み、ガス給湯器に比べると光熱費も安く抑えられます。
また、お湯をタンクに溜めておく仕組みなので、災害時でもタンクに溜めたお湯を使用することができ、もしもの時にも、しばらくの間タンクのお湯でしのぐことができます。
そういった点でも、今回のリノベーションには、電気温水器が最適でした。
小さなスペースにこだわりを詰めたミニキッチン。
ぜひ活用していただき、快適にお過ごしいただければと思います。
ご依頼いただきありがとうございました。
Comfortの意味は“快適な、ここちよい” 「かっこいい」だけではない、 その場にいて、和む空間、癒される空間づくりを心がけています。
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