インテリアでここちよい空間づくりをご提案

歯科医院様の診察室にロールスクリーンを設置しました

お客様事例, 内装のこと

常陸太田市の鴨志田歯科医院様より、診察室の日よけとしてロールスクリーンを設置したいとのご依頼をいただきました。
ご新築の際には、照明計画や診察室の家具などをご提案させていただきましたが、その後も折に触れてお手伝いをさせていただいております。いつも誠にありがとうございます。

診察室に馴染むデザインと機能を採用

今回ご依頼いただいた診療室は南向きで、長い軒があるため、夏は直射日光が入りにくく、冬は足元に暖かい太陽光が差し込むことで、昼間は暖房いらずの快適な環境とのことです。
しかし、冬の午後3時前後になると西日がちょうど診察台に差し込み、患者様が眩しく感じることがあり、申し訳なく思われていたそうです。


そこで、日よけとしてロールスクリーンをご提案いたしました。
ロールスクリーンの生地は、診療室のカラーに調和するよう薄いグレーを選びました。部品の色も慎重に選定し、普段は目立たずスッキリとした印象に。
また、機能面では、遮光タイプではなく遮熱タイプを採用。完全な遮光タイプだと診療室が暗くなってしまいますが、光を適度に取り込みつつ眩しさを軽減するタイプのため、明るさと快適さを両立できます。
さらに、歯科医院という医療環境に配慮し、「抗ウイルス」仕様の制菌加工が施された医療機関向け製品を選びました。

ロールスクリーン設置後の変化

設置後、眩しい時間帯にロールスクリーンを下ろしていただいたところ、西日が遮られ、快適になったとのご感想をいただきました。
これまでは西日が差し込むと暖房をつけていなくても暑くなるため、窓を開けて調整されることもあったそうです。
しかし、ロールスクリーンの遮熱効果により、暑さが軽減され、診療に集中できる環境が整いました。

また、ロールスクリーンを上げれば、手入れの行き届いた美しいお庭が見えるため、診療室がまるでカフェのようなリラックス空間に。
歯科医院特有の緊張感が和らぎ、患者様もより快適に過ごしていただけるようになりました。

実は新築時にご提案していたロールスクリーン

実はこのロールスクリーン、医院の新築当初からご提案していました。
鴨志田歯科医院様の建物は、ログハウスのBESSさんで建てられたのですが、歯科医院併用(2階が住居)の建物は前例がなく、BESSのご担当者とも相談しながら、調査・検討を重ねて進めた現場でした。

歯科医院に必要な設備機器のレイアウト、電気配線、給排水設備、受付周りのプラン、造作家具、トイレ設備など、住宅とは異なる部分が多く、大変勉強になりました。
長期間にわたってご計画に関わらせていただいたため、2021年5月の完成後もご自宅を含めて度々お伺いしています。

当初は、お庭と診療室の一体感を大切にされ、「季節によってはサッシをフル開口して庭を眺められるように」とのご意向で、ロールスクリーンなどのウィンドウトリートメントを設置しませんでした。
しかし、季節による眩しさや暑さを体感され、「やっぱり必要!」と今回の設置に至りました。
設置後、「もっと早くつければよかった!」と笑顔でおっしゃっていただき、こちらまで嬉しくなりました。
オーナーである先生のセンスも素晴らしく、雑誌にも取り上げられるほどオシャレな歯科医院。患者様にとってもさらに快適さがアップし、安心して治療に集中していただける環境になりました。

鴨志田歯科医院様、このたびもご依頼いただき、誠にありがとうございました。

Comfortでは、一般のお客様はもちろん、病院や店舗のご相談も承っております。
ロールスクリーンをはじめ、快適な空間づくりのお手伝いをいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。
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迫間 美香
インテリアコーディネーター 迫間 美香

Comfortの意味は“快適な、ここちよい” 「かっこいい」だけではない、 その場にいて、和む空間、癒される空間づくりを心がけています。

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