サイエンスホーム様見学会レポート

この度、サイエンスホーム様(株式会社棚井建築不動産様)のインテリアコーディネーターとしてお手伝いさせていただいたお住まいが完成し、その見学会にお伺いしました。
檜 (ひのき)をふんだんに使った真壁(しんかべ)づくりの家
今回のお住まいは、サイエンスホーム様の特徴でもある「真壁(しんかべ)づくり」の住宅です。
「真壁 (しんかべ) づくり」とは、和室に多く見られる、柱や梁を見せたまま壁を仕上げる工法で、古くから伝わる日本の伝統的な壁の納め方です。
サイエンスホーム様では、無垢の檜(ひのき)をふんだんに使用しており、この柱や梁などが呼吸することで湿度を調整する効果があり、また、家中に木の香りが広がります。
床や柱、梁など、どこにいても木のぬくもりを感じることができ、自然素材ならではのやさしい空気に包まれています。
床材や壁紙には、お客様の好みを反映したアクセントを加え、シンプルながらも居心地のよい空間に仕上がりました。
吹き抜けと梁を活かした照明計画
今回のお住まいは、吹き抜け天井のおかげで開放的でダイナミックな印象ですが、照明やシーリングファンの配置には特にこだわりました。
主役となる梁にはブラックのライティングレールを取り付け、スポットライトを配置しています。
ライティングレールを採用することで、ライト位置の調整や後からの追加も容易になりました。
シーリングファンのライトにもブラックを採用し、空間をモダンに引き締めています。
夜になると、ライトが木の表情を美しく照らし出し、温かみのある安らぎの空間が広がります。
機能性とデザインを両立した床材選び
キッチンとランドリースペースの床には、水に強く、日々のお手入れが簡単なクッションフロアを採用しました。
温かみのあるタイル調の柄を選ぶことで、機能性だけでなく、意匠性も両立させています。
一方、洗面所とトイレには、雰囲気と耐久性を重視し、光沢のある石目柄のフローリング(TOYOTEX 7000シリーズ)を使用しました。
こちらは、上質感と高い耐久性を兼ね備えた、サイエンスホーム様で標準採用されている素材です。
場所ごとに最適な機能とデザインを追求し、住まい全体の快適性を高めています。
窓まわりの工夫
窓まわりのアイテムは、フロアごとに使い分けました。
1階には、木の温もりと調和するウッドブラインドを採用し、落ち着いた雰囲気を演出。
2階には、ターコイズブルーとラベンダーのロールスクリーンを各部屋に選び、色で遊ぶインテリアを実現しています。鮮やかな色彩が空間に個性を与え、暮らしに楽しさがプラスされます。
インテリアの打ち合わせは通常ご着工前に行うため、工事中はお客様にお会いする機会が少なくなります。だからこそ、私は完成後の仕上がりを必ず確認するようにしています。
自分の提案がどのように形になったのか、細部の納まりを実際に見ることで、次のご提案に活かすことができます。
今回の見学会では、檜の香りと無垢材のぬくもり、そしてお客様の想いが調和した素敵なお住まいを体感できました。この家づくりに携わることができ、大変光栄に思います。
ご新居の完成、心よりおめでとうございます。
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