よりスッキリと素敵なリビングに。

見晴らしの良いマンションにお住まいのお客様からのご依頼でした。

多忙なお客様は、なかなか細かい書類の整理やお手持ちの食器の整理が出来ず、ごちゃごちゃ感が目に入るのを、ストレスに感じていらっしゃいました。

また、ご家族が集まった時に大きなテーブルで一緒に食事が出来るよう、伸長式のダイニングテーブルをご希望。

照明もそろそろ交換時期なので、新しいLEDの照明に。

ソファの配置を変更

革張りのソファーは傷みが出て、それも気がかりでした。そして、3人掛けと2人掛けのソファーをどうレイアウトするのが落ち着くのか、家具のレイアウトにもお悩みでした。

まず、続き和室もあり、せっかく見晴らしの良いリビングなので、分断するように置いてあった2人掛けのソファーを3人掛けの近くに配置。

窓前にソファーが来てしまいますが、ベランダの手摺りより下になるので眺望は遮りません。出入りも十分に取れます。

真四角なリビングに動きを

テレビは、奥様の定位置となるダイニングテーブルから見やすいよう斜めに配置。真四角なリビングに動きがでます。

また、ダイニングテーブルの近くの書類収納、電話台は、中身が見えない収納家具を特注しました。ハブやルーターなどの機械も収納内に納め、目障りな配線は家具の後ろでまとまるようスペースを作りました。

照明は、ダイニングテーブルに合わせ斜めにライティングレールをつけ、手元まで下がるペンダントに。明かりが電球色と温白色、昼白色と変えられるので、食事の際は電球色、お仕事の時は昼白色と切り替えられます。
ライティングレールには、ガラスの食器棚を照らすようスポットライトを入れました。

アイテムを選ぶテーマは「水」

水を扱うお仕事をされていたお客様、照明のデザインは「水紋」をイメージしたものにして、新しくしたカーテンの生地も「水滴」をデザインしたものに。

以前の丸型照明の跡が残り気になった天井には、ミラーのステッカー。こちらは、水面に出来る「水紋」をイメージしました。

それぞれのアイテムに、ストーリー性があり、まとまりのあるインテリアになりました。

インテリアコーディネーター 迫間 美香

Comfortの意味は“快適な、ここちよい” 「かっこいい」だけではない、 その場にいて、和む空間、癒される空間づくりを心がけています。