和テイストのなごみ空間〜老後に向けて使いやすく
コンセプト | 暮らし方に合わせて空間をアレンジ。 見た目のポイントも整える。 |
概要 | 築30年の一戸建てのリノベーション。 空間の使い方に合わせた家具レイアウト、 照明プラン、内装、小物などをご提案。 |
カテゴリ | リノベーション |
無駄なものが無くスッキリお住まいのお客様でしたが、使用されていない、奥まったダイニングスペース、なんとなく落ち着かない広いリビングなど、
老後に向けて使いやすくしたい、とのご相談でした。
用途を明確にしてゾーニング
普段の過ごし方や使い方をヒアリングし、広いリビングと奥まっていて行きづらく活用されていなかったダイニングスペースを、それぞれ使う用途を明確にしゾーニングしました。
ダイニングスペース
キッチンの柱、壁を撤去したので奥のダイニングスペースに行きやすくなりました。
視線が奥まで抜けて、ダイニングテーブル上のペンダントライトをフォーカルポイントに。
一番奥には、お手持ちのサイドボードを置いて、飾り棚にしました。
リビング全景
ダイニング前の壁を抜いたことで、解放感あるリビングに。
奥様が軽くヨガをしたりご主人が寝転がるスペースとして畳コーナーを作りました。
ちょっと腰掛けられて、昇り降りができる高さに。ヘリ無しのダイケン和紙畳を使用しました。
壁はエコカラットを一面に貼ることで奥行き感を出し、見せ場に。
コーニス照明※で凸凹感が綺麗に出るのもポイントです。
一方の壁にはアイアンのアートを。お客様が用意された丸型クッションとリンクしました!
リビング
リビングの入口横にあったソファは場所を移動。
以前は、ソファーからテレビがよく見えない、と床に寝転がって見ていたご主人。
今後はテレビの真正面でゆったりソファーに座ってご覧いただけますね。
入口からソファーが見えることで、ウェルカムな雰囲気になりました。
ソファーにはアクセントにクッションを。グレイッシュなトーンで合わせましたが色も柄も違うものを3つ。
お客様「クッションカバーって、同じ柄で揃えないとおかしいと思ってました」
色のトーンを揃える。
柄の種類を揃える。
素材感を揃える。
と、違うものでもまとまるんです。
玄関ホールにはアクセントを
お客様お手持ちの花瓶の中身を交換して、フェイクのグリーンをフォーカルポイントにセッティング。
トレンド感のあるユーカリやプロテアやリキュウソウです。
お客様から「生け花もされてるんですか?免状持ってたりしますか?」と聞かれ、全くの未経験です、とお答えしました。
なんと奥様は池坊の免状お持ちだとか!
そんな奥様の前で、フェイクとはいえディスプレイしてたなんてお恥ずかしいー…
でも、喜んでいただけて良かったです✨
落ち着いた和モダンリビングダイニングのリノベーション。
飾る場所とシンプルにする場所のメリハリがついた素敵空間となりました。
Comfortの意味は“快適な、ここちよい” 「かっこいい」だけではない、 その場にいて、和む空間、癒される空間づくりを心がけています。