リビング・ダイニングを整える

リピーターのお客様からのご依頼で模様替えを行いました。
継続してご依頼いただけて大変光栄です。

今回は、リビングとダイニングを整えたいとのことでしたので、壁紙の張り替え、家具、照明、カーテン、インテリアグリーンのご提案をしました。

リビングを整える

リビング正面

まず、部屋に入って一番最初に目が行くリビングの正面の壁紙を張り替えました。
アクセントに石目柄の壁紙を貼り、部屋全体が落ち着いた雰囲気になりました。

テレビ台周辺

壁の前には、広めのテレビ台とインテリアグリーンをご提案。
インテリアグリーンは、お客様がお手入れに自信がないとのことでしたので、お世話の要らないフェイクグリーンを選択しました。

今回選んだフェイクグリーンは、フィカス・ウンベラータという種類です。
幹には鉄パイプ、枝にはワイヤーが入っており、好みに合わせて形を変えることができます。
本当は幹をもう少し曲げてスタイリングしたかったのですが、鉄パイプは思っていた以上に硬く、あまり力を入れすぎると折れるおそれもあり、これが限界でした。
本物でなくとも、緑があると気持ちが落ち着き、心地よい空間になりますね。

インテリア小物

テレビ台のスペースには、砂の小物を配置しました。
砂時計とサンドピクチャーは、砂の癒される動きにより、家族や来客時の会話のきっかけになるなどコミュニケーションツールにもなります。
近年人気のサンドピクチャーは、フレームを上下逆さまにすると砂が落ち始め、重さの異なる砂が何層にも重なって砂丘や山のように様々な情景を描く砂のアートを楽しんでいただけます。

ゆったりくつろぐスペース

リビングの中央には、ご家族全員が座れるように少しゆったりとしたソファーに変え、配置しました。

ソファーはカリモクさんのもので、ハイバックで頭までしっかり支えてくれます。
ただ、頭が当たる部分の汚れがつきやすくなるので、カバーをお作りしました。
元々このようなカバーは商品としてはないので、ソファーの張地に合わせて生地を選び、縫製工場で縫っていただいた完全オーダーのカバーです。
もちろんお洗濯出来る生地で、メンテナンスが簡単に出来るようにしました。
ソファー本体のメンテナンスはハードルが上がってしまうので、カバーがあると安心ですね。
立体的に作るとコストがかかり過ぎるので、四角い布にして、ソファーに挟み込む簡単な構造にしました。

また、床にはリビング全体の色味に合わせたウールのアクセントラグを敷きました。
こちらも寸法を合わせたオーダーです。

ダイニングを整える

ダイニングの模様替えは最小限にし、照明と小窓のシェードを変更しました。

ダイニングテーブル上部に採用したのは、「クーキレイ」という空気清浄機付き照明です。
デザイン性に優れているだけでなく、通常の照明機能に加え、鍋や焼き肉など卓上で調理する際に避けられない、油、煙、においを吸い、フィルターでろ過してくれる画期的な照明です。
こちらは、一般家庭用レンジフード国内 No. 1のシェアをもつ富士工業さんの製品なので機能面も安心です。
この性能を発揮する為、照明は通常よりかなり高めに取り付けをしています。

また、ダイニング側の小窓のシェードは、色を変えて明るい水色のアクセントカラーに。ソファーのクッションにも同じカラーを入れました。

「すっきりして、物が少ないって快適ですね！」と喜んでくださったお客様。
出窓には奥様がセレクトしたポストカードを飾られて、インテリアを楽しんで下さっているご様子です。
快適に暮らすお手伝いをさせていただけて嬉しい限りです。

大掛かりな工事をしなくても、少し整えるだけで暮らしやすく気分が上がるお部屋に変身できます。
このような模様替えなどでも、お気軽にご相談ください。

インテリアコーディネーター 迫間 美香

Comfortの意味は“快適な、ここちよい” 「かっこいい」だけではない、 その場にいて、和む空間、癒される空間づくりを心がけています。