インテリアでここちよい空間づくりをご提案

宮城県松島の和風宿インテリア

ライフスタイル ,

すでに立秋も過ぎてしまったのでだいぶ時間が経過してしまいましたが、
ゴールデンウィークに訪れた宿がとても印象深かったので、ご紹介させていただきます。

ゴールデンウイークは最後の2日間だけお休みをいただきまして、家族で一泊旅行に出かけました。
行き先は宮城県松島。
片道2時間半で行けるので旅先としては比較的近いのですが、ここ数年なかなか訪れる機会がなかったので久しぶりの松島でした。
今回お世話になった宿は、小松館 好風亭さんです。
創業50年の歴史と、目の前が松島湾という素晴らしいロケーションのお宿でした。

館内へ入ってすぐに目に入ったロビーの照明デザインもとても美しかったです。
豪華なシャンデリアのライトは波のようにも松の形にも見えて松島をイメージしているように感じられました。

客室もリノベーションをされたようで、寝室には和室にベッドが置いてありました。
お布団よりベッドの方が寝起きが楽で体の負担も小さいので、このスタイルの宿が増えていますね。
シモンズベッドのヘッドボードや足元にLEDの間接照明が仕込んであったのですが、これが故障していたのか点灯しませんでした。
この照明が点灯したらどんな雰囲気になるのか、この目で確認したかったです。
照明だけでなく、京都の松栄堂さんの匂い袋が置かれていたり、細かいところまで気遣いが感じられた寝室でした。

アートも楽しめる宿

館内を歩いてみると、そこかしこにアートが飾られていて、まるで美術館にでも来たかのようでした。

その中でも特に目を引いたのが、寝室のベッドの枕元に飾られていたアート。
一瞬、和菓子の落雁のようにも見えますが、なんと、和紙で出来ているのです。

こちらの作品を作られた方は永田哲也さんというアーティストの方で、
昔から伝わる和菓子の木型を和紙で型取り、作品を制作されているそうです。

しかも、使用されている和紙は無形文化財に指定されている茨城県の西ノ内紙(にしのうちし)。
和紙は、楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ)を原料とする日本古来の紙ですが、西の内紙は国内でも大変貴重な『那須楮100%』を原料とした手漉き和紙です。
シルク(絹)のような光沢としなやかな柔軟さを持ち、なおかつ繊維が強靭なんだそうです。
また、楮の繊維100%なので、パルプの混ぜ物がしてある紙と違い日光で黄ばまないそうです。
紙の材料によってそんな違いがあるんですね。
透き通るような白さのまま長い期間楽しめるなんてとても素敵ですね。
和菓子の木型は、祝い事に使われるモチーフが多く、永田先生の作品もお祝いの気持ちが湧き起こるような、幸せな気持ちになるものが多いと感じました。

永田先生の作品は客室だけでなく、館内の落ち着いた雰囲気の食事処「やまきダイニング」にも作品が飾られているます。その「やまきダイニング」の作品は 永田先生のWEBサイトに掲載されています。
こちらからご覧ください。→https://tetsuyanagata.jp/artwork/modelhouse/

素敵な作品の素材が自分の住んでいる地域と関わりのあるものだと知ってご縁を感じ、そんな作品に旅先で出会えたことに感動しました。

何かとインテリアコーディネーター目線で宿の中を見てしまいましたが、
いたるところにアートや壺やお花が飾られ、普段はそこまで興味がなさそうな娘が、珍しく写真に収めていました。
きっと素敵な作品の数々に感じるものがあったんだと思います。
久々の松島は、大変思い出深い旅になりました。

Category : ライフスタイル
迫間 美香
インテリアコーディネーター 迫間 美香

Comfortの意味は“快適な、ここちよい” 「かっこいい」だけではない、 その場にいて、和む空間、癒される空間づくりを心がけています。

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