インテリアコーディネーターに依頼するメリットは?
インテリアコーディネーターを依頼するときの、価格・依頼料について、興味深い情報を発見しましたのでご紹介しますね。
プロのインテリアコーディネーターにいくらなら依頼したい?
「プロのインテリアコーディネーター、いくらなら依頼したい?」という質問に対して100人の方が答えてくれたアンケートの結果をまとめたものでした。
いくらなら依頼したい?という質問に一番多かった回答が・・・
「お願いしない・・・35%」
・・・・・・!!!!!
ちょっと、残念すぎる結果ではありませんか!
全体の内訳は・・・
「5万以内・・・28%」
「5~10万・・・23%」
「10~20万・・・10%」
「20万以上・・・4%」
引用:eA[イーエ]住まいとの新しいつきあい方を考えるWEBマガジン
なるほど、なるほど、なるべく依頼料かけたくない方が、やっぱり多いのね。
フリーアンサーによると
「インテリアは自分で考えられるから、お金をかけてまでプロに頼みたくない」
「その分のお金は、家具などにまわしたい」
「綺麗にしてもらっても、それを維持できない」
「プロに頼むほどのおしゃれな家ではない」
「インテリアコーディネーターに頼むと、何をしてくれるのかがよくわからない」
「高いものを売りつけられそう」
「インテリアコーディネーターの相場がわからない」
引用:eA[イーエ]住まいとの新しいつきあい方を考えるWEBマガジン
などなど。
総括すると
- 自分で考えられることだから、プロに頼むまでもないし
- 本とか見れば、十分参考になるし
- 好みに合うインテリアコーディネーターに出会えるかわからない
- そもそもインテリアコーディネーターって何してくれる人か、わかんない
- 何してくれるかわからないのに、予算出せないよね
っていう雰囲気が伝わってきました。
すっごくよくわかります。
そして、その反面、インテリアコーディネーターという仕事の認知度の低さ、は、私たちコーディネーターの責任でもあるな、とすっごく感じます。
インテリアコーディネーターってそもそも何をする人なの?
資格制度が出来てから、約33年経っているわけですが、インテリアコーディネーターの仕事が、具体的によくわかってもらえていない、というのは何故なのか?
それは、インテリアコーディネーターの職能が幅広すぎて、具体的に「これ」をする人というように、解りやすくないからだと思います。
- 髪を切る人は「床屋さん」
- 野菜を売る人は「八百屋さん」
- クリーニングをしてくれる人は「クリーニング屋さん」
というように、誰が考えてもわかりやすい職種と比べると
インテリアコーディネーター・・・インテリアをコーディネートする人?
って、「具体的に何する人?」って思いますよね^^;
家具や小物を選ぶ人?壁紙や床の色を決める人?カーテンを選ぶ人?
・・・確かにそれ、全部インテリアコーディネーターが出来ることです。
そして、例えば医師免許が無いと医療行為が出来ないというお医者さんなどと比べると「インテリアをコーディネート」することは、資格が無くても、出来るのだと思います。
実際、資格試験が出来る前は、資格が無くても、インテリアコーディネートをしていた方もいらっしゃいます。
現在も、資格がなくとも活躍されてる方もいらっしゃいます。
(インテリアコーディネーターという肩書かどうかは別にして・・・)
ただ、
なんとなくセンスが良い、雑誌と同じようにすれば良い、自分が好きなものを選ぶだけで良い、という観点だけでは、プロとは言えません。
プロと言える人は、なぜ、これを選ぶのか、ということにきちんとした理由があり、それは、色彩だったり素材だったりメンテナンスだったり機能性だったり、いろんな視点で選んでいるのです。
理由となる知識をたくさん得て、経験にもとづいて、コーディネートしているので、やっぱり、プロではない方とは、違うんです。
いや、違わないとマズイわけです!!
いろんな情報があふれる現代は、ネットで調べれば、たくさんの素敵なインテリアコーディネートがあり、センスの良いお客様や、知識のあるお客様はたくさんいらっしゃいますから、「プロ」と呼ばれるインテリアコーディネーターは、その何段も上をいけるよう日々努力しています。
そして、インテリアコーディネーターは、見た目の良いインテリアを作ることだけではなく、使い勝手や、メンテナンス性や、暮らしやすさ、についても考えています。
収納計画や照明計画、配線計画、実用性が必要なところも、しっかり検討して提案しているのです。
だから、「おしゃれな家じゃないから、プロに頼む必要なんてない」という方にとっても、インテリアコーディネーターを活用いただくと、今より一層使いやすい、暮らしやすい住まいになるはずです^^
「プロにお願いしない」という結果が多かったというサイトを発見して、ちょっとショックを受けた私・・・
思わず長々と力説してしまいました(笑)
Comfortの意味は“快適な、ここちよい” 「かっこいい」だけではない、 その場にいて、和む空間、癒される空間づくりを心がけています。
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