間仕切りカーテンいろいろ
一口にカーテンと言っても通常の窓にかけるカーテンもあれば間仕切りカーテンとしての用途もあり、素材、形状、レールなど設置方法も様々。
カーテンによって部屋の雰囲気もガラリと変わるから、インテリアを作る重要なポイントの一つです。
間取りやお客様の生活スタイルによって、ご提案する内容も本当に千差万別、これまでにたくさんのカーテンを納品いたしました。
そこで、何回かに分けて、カーテンについてブログを書こうと思っています。たくさんの事例がありますので、是非ご紹介させてください。
なるほど、こんなふうに使うのか〜、とご自宅のインテリアの参考にしていただけたら嬉しいです。
間仕切りカーテンについて
今回は、カーテンの中でも「間仕切りカーテン」をピックアップしました!
部屋や空間を区切るために使う間仕切りカーテン。
壁やドアをつけるなどの大きな工事をすることなく、簡単に設置できるのもポイントですし、また、カーテン一つと侮るなかれ、冷暖房効率を上げるためにも重要なアイテムにもなります。
間仕切りカーテンと言うと、ロールスクリーンが人気ですが、ファブリックで仕切ると開閉のしやすさや寒さ対策もできるのと同時に、表情も出て雰囲気もアップするのでおススメです。
では、いくつか事例をご案内します〜。
間仕切りカーテン事例
入口に間仕切りカーテン
エレガントでフェミニンな雰囲気がお好みのお客様の事例です。
それぞれ、洗面所とランドリールームの入口、クローゼットの入口、玄関のシュークローゼットの入口に、間仕切りカーテンを取り付けました。
Rで仕上げた下り壁を隠さないように、裏にレールを取り付けました。
クローゼットの入口は、お部屋の中央から出入りする位置にあるので、カーテンの真ん中から出入りできた方が使いやすいだろうと、両開きに。
玄関入ってすぐに見えるシューズクローゼットは、見えづらいほうへ寄せてタッセルをつけました。
大きな部屋の間仕切りにバーチカルブラインド
広い間仕切りにバーチカルブラインドをつけた事例です。
バーチカルブラインドとは、縦型ブラインドのことで、リビングなど大きな窓につけることが多いですがこのように広い部屋の間仕切りに使うこともおすすめです。
こちらのお宅は、広いロフトをお部屋として使えるようにと、間仕切りを設置。
新築時、窓にバーチカルブラインドを入れましたので、それに合わせて部屋を区切るのにもバーチカルブラインドを使用しました。
写真ではわかりにくいですが、よく見ると…実は天井が斜めに傾斜しています。
斜めに傾斜した天井に合わせた傾斜用の縦型ブラインドもありますが、開けたときに長い方のスラット(羽根のこと)が床についてしまうと言うデメリットもあります…。
今回は水平の普通の縦型ブラインドをつけたいとのご要望でしたので、斜めの天井から吊り棒でレールを使うことに。よく病院などで間仕切りに使っている「吊りレール」です。
吊り棒が一本ではなく、V字にしないとブレるので…とぎりぎりの寸法で設置。
また、右側には造り付けの棚がありましたので、棚に当たらないよう裾カットもオーダー。
左端には、別カラーを入れてちょっとモダンにしています。
バーチカルブラインドをご提案する際には、単調になりすぎないよう単色だけでなくカラーミックスをご提案することが多いです。遊び心もあっておすすめです。
とても苦労した事例でしたがお客様にご満足いただけて良かったです。
階段から冷暖房が逃げないように間仕切りカーテン
こちらは、1階リビングから2階へと続く階段途中に冷暖房が逃げないように市販の暖簾をつけていましたが不十分であったため、間仕切りカーテンを設置した事例です。
階段の踊り場から天井までの長さをきちんと測り、間仕切りカーテンを、厚手とレースの2段構えでつけました。
明かりを取り入れたい時には、厚手のカーテンだけクリップで留め、レースだけにすることもできます。
2重にした効果は絶大で、冷暖房費がかなり節約できるようになったそうです。
こちらにお部屋全体の事例をまとめた記事もありますので、是非ご覧ください。
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以上、今回は間仕切りカーテンのご案内でした。
間仕切りカーテンといっても様々な選択肢がありますよね。
例えば、部屋を区切りたいと言う場合でも、しっかり木工事で壁と建具つけて、、と言うほどでなければ、カーテンやブラインドで間仕切りするお客様が多いです。
大工さんが入ると、なかなか時間もかかりますし、家の中も埃っぽくなります…(笑)
壁をつけたほうが、音やエアコンの効率的にはもちろん良いですが、後からの間仕切り壁設置はハードル高いですよね。
ちなみに、カーテンやブラインドでしたら、2〜3時間で終わります!
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お客様が住みやすく、ここちよい空間のために、最適な形をご提案いたします。
お部屋のこと、お家のこと、お気軽にご相談ください。
カーテンについてはまだまだ書ききれないので、第2弾、第3弾も予定しています。
Comfortの意味は“快適な、ここちよい” 「かっこいい」だけではない、 その場にいて、和む空間、癒される空間づくりを心がけています。
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