介護のためのプチプチ模様替え♪ー原状復帰可能な事例
茨城のインテリアコーディネーター、コンフォートの迫間美香です^^
さて、インテリアコーディネーターというと、モデルハウスのような空間、綺麗な内装を選ぶ人、ってイメージかもしれませんが、そんな仕事ばっかりではありません^^;
暮らしというのは、日常ですから、日常生活で困ったときに、お手伝いできる仕事なのです。
それで、今回ご紹介するのは、介護のためのプチプチ模様替え^^
「プチプチ」ってあのエアーパッキンのことじゃありませんよ^^;
プチよりもっとプチっていう意味で・・・
がっつりリフォームとか工事、というものではないレベルのお仕事です。
介護用プチプチ模様替えその1:???
さて、このカーテンの中はなんでしょうか?
・・・ちらっ・・・
そうなんです、トイレなんです♪
同居されてるお婆様が、足をけがして、一時的に車椅子生活になったため、トイレとお風呂での介助が大変、ということから、ご相談をいただきました。
母屋は別にあり、ここはお婆様の寝室そばのトイレで、ご本人しか使わないので、思い切ってドアをはずし、のれん風にカーテンを作り、車椅子でもそのまま入っていけるようにしました。
もちろん、回復されて普通に使うようになったら、ドアを戻せば良いわけです。
介護用プチプチ模様替えその2:お風呂
お風呂も、いわゆるシステムバスで、内開きのドアでした。
内開きだと、ホントに介助するのが困るわけです。
中に人がいると内開きのドアは開けられないですね。
介助する人含め、2人が入ろうとするとそれだけで一苦労。。。
改装工事して引き戸にしたり、システムバスごと交換すれば、いろいろ出来ますが、
簡易的に、やはりドアをはずし、シャワーカーテンをつけました。
裾は、長めにして、水が洗面所にはねないようにしました。
脇は、ベルクロテープ(マジックテープですね)をつけて、ベリベリっと開けられるように。
もちろん、これも回復されたら元通りにできます。
介護用プチプチ模様替えその他
他にも、
- 一時的にリビングの家具レイアウトを変え、車椅子が通れるようにしたり
- 簡易ベッドをリビングに置いたり
と、写真撮り損ねてしまいましたが・・・。
介護生活が、お婆様も奥様もストレス少なく過ごせるようにと、ご相談しました。
大掛かりな改装ではなくても、こんなこともご相談できますよ、という事例でした^^
Comfortの意味は“快適な、ここちよい” 「かっこいい」だけではない、 その場にいて、和む空間、癒される空間づくりを心がけています。
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